体質診断で不調の傾向を知る
2022.4.9
前回の記事では、「デリケートゾーンのケアは、どこからはじめる?」という、今あなたのからだにあらわれている不調に対して、デリケートゾーン(頭、おっぱい、VIOゾーン)のどの部分を優先的にケアしていくのかを知ることが大切であることを書かせていただきました。その中で、不調の「傾向と対策」があることについてもさらりと触れましたが、今回は、これがどういう意味なのかについて深掘りしたいと思います。
インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、私たちの心と身体の基本となる生命エネルギーを“ドーシャ”とよび、それは、“ヴァータ(風)”と“ピッタ(火)”と“カパ(水)”の3要素から構成されていると考えます。言いかえると、私たちは、その3要素をもつ生命体なのです。3つのそれぞれの要素(風・火・水)には働きや性質があり、その配分率によりその人の「体質」となります。
その人の「ドーシャ」は、受精した瞬間に決まるとされ、これは一生変わることのないその人の本質(基本)のドーシャとなります。そして、生活環境や食事などの後天的な要素が加わり、このドーシャのバランスが(若干)変わり、現在のあなたを作り上げています。
それぞれの要素に性質があり、構成要素(要素の配分率)によって、外見や思考、行動パターン、不調のパターンまでも見えてきます。
余談になってしまいますが、サロンで体質チェック&カウンセリングの際、「あなたには、普段の生活の中でこういう傾向になりがちなので、こういうことでそれを鎮められることを知っておくと、少し楽になるかもしれませんね」と言った趣旨のお話しをするのですが、お客様はびっくりして「えっ?霊視ができるのですか?これって占いなのですか?私が食べている時の様子が見えるのですか?」と言われることが良くあります。霊視でも占いでもなく、それがまさに、体質の傾向なのですね。
話しをもとに戻しましょう。(笑)
ココがポイント♪
あなたが本来持っているドーシャパターンのバランスが調和している時は、心身ともに健康ですが、バランスが崩れると、不調を感じやすくなります。
出典:神藤多喜子著 「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」(P28)主婦の友インフォス
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このことからわかるように、今あなたが感じている不調は、あなたが本来持っていたバランスから少し逸脱していることをそれとなく教えてくれているのですね。繰り返しになりますが、体質ごとで、表に出る(感じる)不調には、傾向があります。
そして、たとえ同じ不調・症状(例えば頭痛)だとしても、その症状の出方も違えば、対処法も違います。
そのことからも、生まれながらの体質を知り、それを大幅に崩さないようにする体質に合った生活や食事やケアが必要ですし、もしバランスを崩してしまった時には、その体質に合ったケアが必要となります。逆に、体質に合わないやり方を続けていると、特定要素を亢進させ、なんらかの不調となってあらわれることがあるでしょう。それが大きく道はずれてしまったときに「病気」としてあらわれるのです。
TVや雑誌、SNSなどで、憧れの存在があることは、向上心を支えたり自分を磨くきっかけになり、決して悪いことではないのですが、他人(異なる体質)のただ単に真似をすることは、自分の体質のアンバランスを引き起こしてしまう可能性があることをよく理解しておきましょう。
書籍内では、各体質の特徴とバランスを崩したときの特徴が説明されています。自分がどれにあてはまるか、チェックしてみてくださいね。
ブログでは、なかなか書き進めることができませんので、書籍をぜひ購入して読み進めてみてくださいね。
このブログでは、当店のデリケートゾーンケア”フェミセラピー”の監修者であり、妊娠・出産・授乳・育児のみならず、女性の一生をサポートしてくれる助産師として活動を続けている神藤多喜子先生の著書「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」をベースに、より深いレベルで理解をしていただくための補足的説明や具体的な方法を解説しています。
神藤多喜子著 「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」 主婦の友インフォス
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サロンドカノンの「フェミセラピー」では、もちろん「頭」と「バスト」と「VIO」の3部位を合わせて「デリケートゾーン」とし、施術を行っています。どのような施術が含まれているのかについては、ホームページをぜひチェックしてみてくださいね
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