女性のからだとゆらぎの法則
2022.4.18
ゆらぎという言葉の定義をご存じでしょうか。
1 ゆらぐこと。動揺すること。「自信の揺らぎ」
2 ある量の平均値は巨視的には一定であっても、微視的には平均値と小さなずれがあること。また、そのずれ。気体分子の熱運動、光の散乱、ブラウン運動などにみられる。
(出典 小学館)
要するに、大きくとらえると決まっているような物事でも、必ず常に小さなずれがあるということ。たとえば、先日の記事で掲載した女性ホルモンの周期を表すグラフですが、これはあくまでも一般的な数値をグラフにしたもので、1ミリたりともずれずにこの通りなっているわけではないですね。さらに言うと、1日(24時間)分だけをクローズアップしてみると、静止することなく微妙に変動し続けているのです。
個人差はありますが、この平均値からのずれ「ゆらぎ」の変動幅が一線を超えてしまうと不調としてあらわれたりします。そして更なる一線を越えてしまうと心身の病につながると言われます。この変動の波が穏やかであればあるほど、不調しらずということになります。
現代女性の生活環境や様式は過酷です。これが原因で、女性ホルモンのバランスが乱れ、月のリズムにも大きく影響し、それがさらに心身への負担へとつながり、負のスパイラルの一途をたどっていると言われています。だからと言って、陽がのぼったら起きて、心穏やかに過ごしながら、自然菜園からとれた無農薬の野菜を食べて、負担にならない程度の家事や仕事をし、陽が沈むころににはお風呂に入り、8時過ぎには床に入るなんて生活は、現代社会では不可能(に近い)でしょう。
既に不調が出てしまっている方たちにおすすめなのは、まずは、自分の生まれながらの体質を知るということだと思います。今の時代、たいていの情報は、手のひらにあるスマホで検索・入手することができてしまいますが、自分の体質にあった方法でなければ、さらにつらい思いをすることになりかねません。同じような境遇にいる方の体験談や成功例を聞くと、「これこそが解決策だ!」と藁をもすがる思いで飛びつきたくなるのはよくわかるのですが、まずは、自分の体質をしることです(しつこい!笑)
体質に合った食事や生活法などを知ると、これまで真逆のことをしていた!ということもよくあります。そして、自分の不調の出るパターン(不調になるきっかけ、季節や時間など)を把握し、予防・対処・補う方法を知っておくことで、ゆらぎの閾値を振り切ってしまうことを防げるようになるんです。
毎日の習慣にする
生まれながら持った体質
女性特有のリズム
それはデリケートでゆらぎやすいもの
でも毎日のちょっとのセルフケアで
バランスを保てるのです
出典:神藤多喜子著 「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」(P47)主婦の友インフォス
※Amazonでご購入いただけます(https://amzn.to/3DHXTJO)
女性ホルモンに限らず、自然界に存在するもので、じっと静止しているものはなく、つねにゆらいでいます。物質的なものだけではなく、私たちの気持ち・心だって、常にゆらいでいますね。「この気持ちはもう変わらない!」と天に誓ったことでさえ同じでありつづけることはなく、微細に、もしくは大きく変化します。(笑)
ちなみにキャンドルの炎の動きも「ゆらぎ」ですね。このゆらぎは、リラックスを促すゆらぎと言われていますね。
さて、次回からは、ようやく実践編になる予定です。
ブログでは、なかなか書き進めることができませんので、書籍をぜひ購入して読み進めてみてくださいね。
このブログでは、当店のデリケートゾーンケア”フェミセラピー”の監修者であり、妊娠・出産・授乳・育児のみならず、女性の一生をサポートしてくれる助産師として活動を続けている神藤多喜子先生の著書「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」をベースに、より深いレベルで理解をしていただくための補足的説明や具体的な方法を解説しています。
神藤多喜子著 「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」 主婦の友インフォス
※Amazonでご購入いただけます(https://amzn.to/3DHXTJO)
サロンドカノンの「フェミセラピー」では、もちろん「頭」と「バスト」と「VIO」の3部位を合わせて「デリケートゾーン」とし、施術を行っています。どのような施術が含まれているのかについては、ホームページをぜひチェックしてみてくださいね
今すぐホームページで詳細を見る ⇒ https://femi-therapy.com/#details/
サロン情報