今さら聞けない?女性のトイレ作法

2022.4.22

これまで、女性のデリケートゾーンケア、女性ホルモン、自分の体質を知ることの大切さについて記事にしました。いよいよ実践編です。

 

最初の頃の記事に書いたとおり、私たちは、頭・おっぱい・VIOの3ゾーンを合わせて「女性のデリケートゾーン」としています。一般的には、膣まわりのことだけをとりあげることが多いのですが、そこだけをケアしていても、不調はなかなかよくならいと思います。また、“ケア”と言われても、何をしたらよいのかピンとこないかたも多いのではないでしょうか。そして、“ケア”と言われると、何か特別なアイテムを用意したり時間を確保したりしないといけないように感じている方もいらっしゃるかもですね。

 

この本は、著者の神藤先生が、全世代の女性のためのバイブル的存在となるように、という思いをこめて執筆されたものです。必ずしも特別な準備は必要なく、日常生活の中でできる“ケア”がたくさんあることを紹介してくれています。

 

そもそも、“ケア”とは、、、

 

ケアとは

ケア (care)は、広い意味では、世話や配慮、気配り、手入れ、メンテナンスなどをすることである。乳幼児の世話から愛玩動物の世話、衣服の管理、髪や肌の手入れまで、すべてをケアと呼ぶ。(出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ケア)

 

この説明分の中に「管理」という言葉があるように、何かを施すだけでなく状態を管理することも含まれているのですね。目まぐるしい日常生活の中に新たな“ケア”時間をつくることはすぐにできなくても、すでにやっていることに対して視点を変えてみたり観察をしてみる「管理」することで自分のケアを始めるのはいかがでしょうか?

 

最初の項は、「正しいおしっこの仕方・拭き方」や「正しいうんちの仕方・拭き方」からはじまります。

 

えっ?トイレの仕方に正解不正解なんてあるの?

 

と思わず戸惑ってしまうようなスタートの仕方ですね。

でもよく考えてみると、小さい頃に教えてもらっていつの間にかできるようになっていたおトイレ事情。例えば、食べ方など、他人がどのようにする(食べる)のかなどを見て、「へぇ~」なんて思うことができても、トイレの仕方を他人と比べたり、観察したりはしませんよね。笑 だから、そう言われてみると、自分のやり方がどうなのかなんて考えてみなかった方がほとんどなのではないでしょうか?

デリケートゾーンのセルフケアー今さら聞けないトイレの作法

回数や臭いや色など、絶好調のときと絶不調のとき、前の日に暴飲暴食をしてしまったとき、体質に合わないものを摂ってしまったときなど、身体の中での変化や様子を、最もわかりやすく示してくれるのが、便尿です。

 

単に汚いものとしてあつかわれる便尿ですが、便器の中に落ちる数秒前までは、私たちの体内にあったものなのです。単に臭いといっても同じ臭いではないはずです。はたまた、自分では臭い!と思っていなくても、他人からすると耐えがたい悪臭であることもよくある話です。そして、健康な子供や若い時はそんなに感じない便尿・体臭が、なぜ加齢すると「加齢臭」と悪臭の代名詞になるほどのにおいを放つのでしょう。

 

いつもより臭いが強いな

色が濃いな

量が少ないな

便が硬いな

 

などの発見をすることで、

 

白湯の量を少し増やしてみよう

プチ断食をしてみよう

動物性のたんぱく質を控えて野菜中心の食事にしてみよう

少し汗ばむ程度に早歩きで帰宅しよう

 

などといったアクション(行動)に直結させることができます。

毎回観察しておくことで、ちょっとした気づきから、すぐにアクションに落とし込めますし、そういうちょっとした積み重ねが、「ゆらぎ」の振れ幅を大きくなりすぎないようにしてくれます。逆に、からだからのこのサインを無視あるいは見逃しつづけることで、不調としてあらわれたり、積もり積もって病気になってしまうこともあります。

過去の記事を読む-女性のからだとゆらぎの法則-
https://femi-therapy.com/topics/195/

 

そして、最近のキーワード検索でも人気となっているのが、実は、バストトップ(乳頭)やVIOゾーンの黒ずみなのです。サロンのお客様たちからもよく相談を受けます。ホワイトニング?効果のあるクリームやローションについて、質問もよく受けます。

 

デリケートゾーンケア用の商品もたくさん出ていて、黒ずみに効くことをうたっているようなものも多くあるのですが、まず最初に知っておきたいのは、その原因。日々の摩擦や刺激による色素沈着(黒ずみ)が関係していることはよくあります。摩擦や刺激が発生するタイミングは、排尿・排便後のふき取り、生理用品の使用時、下着の摩擦などです。黒ずみが気になるなと言う方は、そこの部分を見直すだけでも解消につながることもよくあります。書籍内では、正しいふき取り方などを解説していますよ。ぜひ、ご自分のトイレマナーがどうなのかを見直してみてくださいね。

 

ブログでは、なかなか書き進めることができませんので、書籍をぜひ購入して読み進めてみてくださいね。

 

このブログでは、当店のデリケートゾーンケア”フェミセラピー”の監修者であり、妊娠・出産・授乳・育児のみならず、女性の一生をサポートしてくれる助産師として活動を続けている神藤多喜子先生の著書「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」をベースに、より深いレベルで理解をしていただくための補足的説明や具体的な方法を解説しています。

デリケートゾーンケアの教科書

神藤多喜子著 「女性の不調をなくす デリケートゾーンケアの教科書」 主婦の友インフォス
※Amazonでご購入いただけます(https://amzn.to/3DHXTJO

 

 

サロンドカノンの「フェミセラピー」では、もちろん乙女のトキメキ「頭」と「バスト」と「VIO」の3部位を合わせて「デリケートゾーン」とし、施術を行っています。どのような施術が含まれているのかについては、ホームページをぜひチェックしてみてくださいねピンクハート

今すぐホームページで詳細を見る ⇒ https://femi-therapy.com/#details/

 

 

サロン情報

サロンドカノン(恵比寿)
お問い合わせ:https://femi-therapy.com/#contact
住所:東京都渋谷区恵比寿西1丁目
※詳細は、ご予約を頂戴いたしましたらお知らせいたします。